RSI(Relative Strength Index)は、J. Welles Wilderが考案したオシレーター系のテクニカル指標で、価格の上昇・下降の勢いを数値化して示す指標です。0〜100の範囲で示され、主に買われ過ぎ・売られ過ぎの判断に使われます。

RSIの基本ルール
RSIは0~100の数値で表示され、以下のように判断します。
- 70以上 → 買われすぎ(そろそろ下がるかも?)
- 30以下 → 売られすぎ(そろそろ上がるかも?)
例:
- RSIが80 → みんなが買いすぎている状態 → 「売り」のタイミングかも?
- RSIが20 → みんなが売りすぎている状態 → 「買い」のタイミングかも?
RSIの使い方(シンプルな売買ルール)
- RSIが30以下になったら買う
- 売られすぎの状態なので、反発して上がる可能性がある。
- RSIが70以上になったら売る
- 買われすぎの状態なので、下がる可能性がある。
- トレンドフォロー
- RSIが50以上のときに押し目買い
- RSIが50以下のときに戻り売り
4. ダイバージェンスを利用
- 価格が上昇しているのにRSIが下がる → 反落の可能性
- 価格が下落しているのにRSIが上がる → 反発の可能性
RSIの例(イメージ)
価格 | RSIの値 | 状態 |
---|---|---|
100円 → 120円 | 75 | 買われすぎ(売りのサイン) |
120円 → 110円 | 50 | まだ中立 |
110円 → 90円 | 25 | 売られすぎ(買いのサイン) |
90円 → 100円 | 40 | 上昇トレンドの兆し |
RSIの注意点
✅ RSIが70を超えたらすぐに下がるわけではない
→ 強いトレンドの時は、RSIが80~90まで上がることもある。
✅ RSIが30を下回ったらすぐに上がるわけではない
→ 下落が続くと、RSIが20~10まで下がることもある。
✅ 他の指標と組み合わせるともっと効果的
→ 移動平均線やボリンジャーバンドと併用すると、より精度の高い判断ができる。
RSIのまとめ
✅ RSIは「買われすぎ」「売られすぎ」を判断する指標。
✅ 70以上で売り、30以下で買いが基本ルール。
✅ トレンドが強いと、70を超えても上がり続けることがあるので注意!
✅ 他の指標と組み合わせると、より正確なエントリーができる。
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