📊 EURUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-07-04 21:30)
EURUSD の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 弱含み継続 |
M15 | 下抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 下降圏内 → 反発の兆し |
M30 | 下抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 下降圏内 → 反発の兆し |
H1 | 下抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 弱含み継続 |
H4 | 下抜け転換の可能性 | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降中だが出来高が増加 → 底打ち兆候? |
M15 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | 弱いトレンド発生・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇中だが出来高が減少 → 警戒 |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 1.18
- サポートライン: 1.17, 1.18
📈 総合見解および想定シナリオ
現在のEURUSD相場は、全体的に「下降トレンド」に近い状態です。
この判断の主な理由は、複数の時間足でのテクニカル指標が下降傾向を示しているからです。具体的には、M5、M15、M30の時間足でSMMA20が下抜けを維持しており、MACDも下降継続中を示しています。RSIが下降圏内にあり、反発の兆しは見られますが、依然として弱い動きが続いています。さらに、H1とH4の時間足では、MACDがダマシ警戒を示唆しており、RSIも勢いが低下していることから、上昇の可能性が限定的であることが伺えます。
今後の注意点としては、各時間足で設定されているレジスタンスラインとサポートラインの動向が重要になります。特に、1.18と1.17のレベルは短期間で重要な抵抗点として機能しており、これらのレベルを抜けるかどうかが今後の方向性を左右する可能性があります。また、下方向では1.14と1.15が重要なサポートラインとして意識されるべきで、このレベルを割り込むとさらなる下落が加速する可能性があります。
トレンドの弱さを示すADXの値や、出来高の動向を見ても、現在の市場は確固たる方向性を見せていないため、慎重な市場監視が求められます。特に、出来高が伴わない価格の変動は、信頼性の低い動きと判断されることが多いので、この点にも留意が必要です。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(1.18円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(1.17円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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