📊 EURJPY テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-09-16 17:00)
EURJPY の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
M15 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
M30 | 上抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H1 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H4 | 上昇継続中 | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | 弱いトレンド発生・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降中だが出来高が増加 → 底打ち兆候? |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 173.48, 173.44, 173.43
- サポートライン: 172.26, 172.50, 172.61
📈 総合見解および想定シナリオ
EURJPY相場は現在、全体として「レンジ相場」に近い状態にあると判断します。
この判断理由は、各時間足におけるテクニカル指標から明確な上昇トレンドや下降トレンドが確認できないためです。例えば、M5、M15、H4の時間足ではSMMA20が上抜けを示しているものの、MACDは上昇鈍化やダマシ警戒のサインを示しています。特にM30とH1の時間足でのADXが弱いトレンドを示していたり、トレンドの方向が不明瞭であること(上昇優勢と下降優勢が混在)から、方向性が限定的であることが伺えます。
また、Bollinger Bands(BB)の1σ圏内での動きや、ATR(Average True Range)が「ボラティリティ安定圏」内にあることも、価格の大きな変動がなく、安定した範囲内での動きが続いていることを示しています。
今後の注意点としては、各時間足で挙げられているレジスタンスラインとサポートラインに注目することが重要です。特に、M15とM30の時間足で共通しているレジスタンスライン173.48やサポートライン172.95付近では価格の反転やブレイクが起こり得ます。これらの価格帯を突破するかどうかが、今後の価格動向に大きな影響を与える可能性があります。
総じて、EURJPYは現在明確なトレンドを欠いており、これらの重要な価格帯を中心に小さな範囲での動きが予想されます。大きなトレンドの発生前の兆候を見逃さないよう、引き続き慎重な観察が求められます。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(173.48円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(172.26円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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