📊 EURUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-09-05 15:30)
EURUSD の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
M15 | 上抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
M30 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H1 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
H4 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | 弱いトレンド発生・下降優勢 | 高ボラ維持中(荒い相場) | 下降中だが出来高が増加 → 底打ち兆候? |
M15 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇中だが出来高が減少 → 警戒 |
H1 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇中だが出来高が減少 → 警戒 |
H4 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 1.17
- サポートライン: 1.16, 1.17
📈 総合見解および想定シナリオ
1. **総合的な方向性の判断:レンジ相場**
EURUSDの現在の相場は全体的にレンジ相場に近い動きを示しています。これは時間足ごとのテクニカル指標が一貫した強いトレンドを示していないためです。
2. **その理由:**
– **M5**では、MACDが下降鈍化またはダマシ警戒を示し、RSIも上昇圏内ですが、ADXが弱いトレンドを示しています。これは短期的に方向感が不明瞭であることを意味します。
– **M15**と**M30**では、上昇優勢の兆しは見えるものの、MACDがダマシ警戒を示し、ADXも弱いトレンドを示していることから、強い上昇トレンドが確立しているわけではありません。
– **H1**と**H4**では、いずれもトレンドが不明瞭であり(ADXでトレンドなしと評価)、MACDやRSIが上昇を示していても、これが持続するかは不確かです。
3. **今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響:**
– **レジスタンスライン**として1.17が各時間足で共通して重要視されています。この水準を超えるかどうかが短期的なトレンドの方向性を決める可能性があります。
– **サポートライン**としては1.16が底値支持線として機能しています。この価格を下回る動きが確認されれば、さらなる下降圧力が加わる可能性があります。
– 現在のところ、各時間足で見られる出来高の動向やMACD、RSIの状態から、EURUSDは短期的には強い動きを見せる可能性が低いと考えられます。市場の方向感が明確になるまで、レンジ内での動きに警戒することが重要です。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(1.17円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(1.16円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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