📊 AUDUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-06-23 08:30)
AUDUSD の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
M15 | 上抜け転換の可能性 | 上昇継続中 | 下降圏内 → 反発の兆し |
M30 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 反発の兆し |
H1 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 反発の兆し |
H4 | 下抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 下降圏内 → 弱含み継続 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降中だが出来高が増加 → 底打ち兆候? |
H4 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 0.65
- サポートライン: 0.64, 0.65
📈 総合見解および想定シナリオ
1. 総合的な方向性の判断:**下降トレンド**
2. その理由:
– **RSI**(Relative Strength Index、相対力指数)は、ほとんどの時間足で下降圏内にあり、特にH1とH4では弱含みが続いています。これは価格の下落がまだ力を持っていることを示しています。
– **MACD**(Moving Average Convergence Divergence、移動平均収束拡散指数)もH4で下降継続中のシグナルを出しており、短期的な価格の動きがまだ下向きであることを示唆しています。
– **ADX**(Average Directional Index、平均方向指数)では、H1とM30で下降優勢の明確なトレンドが発生していますが、H4ではトレンドの力が弱まっている(レンジ傾向)ことが見受けられます。
– **SMMA**(Smoothed Moving Average、平滑移動平均)の状況も、H1とH4では下抜け維持が見られ、中長期的な下降トレンドを示しています。
3. 今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響:
– レジスタンスライン(価格が上昇する際に抵抗となる価格帯)は0.65と0.66で強い抵抗が予想され、これらのレベルを超えることができるかが重要なポイントになります。
– サポートライン(価格が下降する際に支持となる価格帯)は0.64と0.65に設定されており、これらの価格帯で価格が支持されるか、それともさらに下落するのかを見極める必要があります。
– 特に中長期的な視点(H1とH4の時間足)で市場を見る際は、下降トレンドが継続する可能性が高いため、新たに下降するトレンドの始まりや、反発の兆しを見逃さないよう、慎重に市場を監視することが推奨されます。
この分析は現在の市場の状況を評価したものであり、未来の市場動向を予測したものではありませんので、実際の取引には最新の情報をもとに慎重に判断してください。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(0.65円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(0.64円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
コメント