📊 EURJPY テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-07-11 10:00)
EURJPY の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
M15 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇初動(ゴールデンクロス) | 上昇圏内 → 勢い低下 |
M30 | 下抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 下降圏内 → 弱含み継続 |
H1 | 下抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 下降圏内 → 弱含み継続 |
H4 | だまし警戒(逆向き傾き) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 弱含み継続 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | 高ボラ維持中(荒い相場) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | 高ボラ維持中(荒い相場) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降中だが出来高が増加 → 底打ち兆候? |
H1 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | 弱いトレンド発生・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 172.27, 171.99, 171.79
- サポートライン: 170.30, 170.92, 171.17
📈 総合見解および想定シナリオ
1. 総合的な方向性の判断:**レンジ相場**
2. その理由:
– **M5(5分足)**:SMMA20が横ばいで、MACDは上昇継続中だが、RSIは勢いが低下しており、ADXも弱いトレンドを示しています。これは短期的に上下動が激しいが、方向性がはっきりしないことを意味します。
– **M15(15分足)**:こちらもSMMA20が横ばいで、MACDは上昇初動を示していますが、RSIの勢いが低下し、ADXは弱いトレンドを示しています。出来高の裏付けが下降トレンドにあることから、上昇は力強さを欠いています。
– **M30(30分足)**と**H1(1時間足)**:これらの時間足ではMACDは上昇を示していますが、RSIは下降圏内で弱い傾向が続いており、ADXも下降優勢を示しています。これにより、中期的にも明確な上昇トレンドが見られないことが分かります。
– **H4(4時間足)**:MACDが下降鈍化を示し、RSIも弱含み継続、ADXは下降優勢です。これは比較的長期的に見ても下降圧力が強いことを意味していますが、全体的な方向性は不明瞭です。
3. 今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響:
– **レジスタンスライン**(抵抗線)と**サポートライン**(支持線)が近い範囲内で繰り返し触れられており、これがレンジ相場の特徴を示しています。特に、171円台半ばのレジスタンスと170円台後半のサポートが重要なポイントになるでしょう。
– 複数の時間足でトレンドの弱さが確認されており、これが方向性がはっきりしない一因となっています。今後はこれらのレジスタンスとサポートの範囲での動きが続く可能性が高いため、これらの水準を突破するかどうかを注視する必要があります。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(172.27円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(170.30円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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