📊 EURJPY テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-08-04 17:00)
EURJPY の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
M15 | 上抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
M30 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
H1 | だまし警戒(逆向き傾き) | 上昇継続中 | 下降圏内 → 弱含み継続 |
H4 | 下降継続中 | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 反発の兆し |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇中だが出来高が減少 → 警戒 |
M30 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降中だが出来高が増加 → 底打ち兆候? |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 172.37, 172.32, 171.54
- サポートライン: 169.71, 170.27, 171.04
📈 総合見解および想定シナリオ
EURJPYの現在の相場状況は、全体的に『レンジ相場』に近いと判断できます。
この判断の理由は、各時間足で見られるテクニカル指標からです。M5、M15、M30の時間足では、SMMA20が横ばいであり、MACDやRSIも「上昇鈍化」や「ダマシ警戒」のシグナルを示しています。これは価格が一定の範囲内で動いており、明確な上昇トレンドや下降トレンドが確認できないことを意味します。また、ADXが「トレンドなし」と示しており、これもレンジ相場の特徴を裏付けています。
H1とH4の時間足で見ると、H1は「上昇継続中」のMACDが見られるものの、RSIが「下降圏内」であり、またADXも「トレンドなし」となっているため、ここでも方向感が不明瞭です。H4では、SMMA20が下降を示し、MACDやRSIも下降傾向の兆しを見せていますが、出来高の増加が「底打ち兆候」を示唆しており、下降トレンドの確定ではないことを示しています。
今後の注意点としては、各時間足で示されたレジスタンスラインとサポートラインを意識することが重要です。特に、M30のレジスタンスライン172.37やH4のサポートライン169.71は、価格がこれらのレベルを突破するかどうかで今後の動きが左右される可能性があります。また、ADXがトレンドの力強さを示していないため、新たなトレンドが形成されるまで待つか、もしくは短期的なレンジ内での取引に留めるのが無難かもしれません。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(172.37円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(169.71円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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