EURUSD テクニカル分析と予測(2025-06-24 21:30)| FX市場レポート

相場の可能性・分析

📊 EURUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-06-24 21:30)


EURUSD の今後の見通しとチャート傾向


指標要約(M5〜H4)

【トレンド・モメンタム系】

Timeframe SMMA20 MACD RSI
M5 下抜け維持(横ばい) 下降継続中 下降圏内 → 反発の兆し
M15 下抜け維持(横ばい) 下降初動(デッドクロス) 下降圏内 → 反発の兆し
M30 上抜け維持(横ばい) 下降継続中 上昇圏内 → 勢い低下
H1 上抜け維持(横ばい) 下降継続中 上昇圏内 → 勢い低下
H4 上抜け維持(横ばい) 上昇鈍化 or ダマシ警戒 上昇圏内 → 強含み継続

【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】

Timeframe ADX ATR OBV
M5 トレンドなし(レンジ)・下降優勢 ボラ安定圏(通常推移) 下降トレンドに出来高の裏付けあり
M15 トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 ボラ安定圏(通常推移) 下降トレンドに出来高の裏付けあり
M30 明確なトレンド発生中・上昇優勢 ボラ安定圏(通常推移) 上昇中だが出来高が減少 → 警戒
H1 明確なトレンド発生中・上昇優勢 ボラ安定圏(通常推移) 上昇トレンドに出来高の裏付けあり
H4 トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 ボラ安定圏(通常推移) 上昇トレンドに出来高の裏付けあり

🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)

  • レジスタンスライン: 1.16, 1.15
  • サポートライン: 1.14, 1.15, 1.16

📈 総合見解および想定シナリオ

1. **総合的な方向性の判断:レンジ相場**
EURUSDは現在、主にレンジ相場(方向性がはっきりしない状態)にあると判断します。各時間足でのテクニカル指標が異なるシグナルを発しており、一貫したトレンドが確認できないためです。

2. **その理由:**
– **M5とM15の時間足**では、SMMA20が下抜けしており、MACDとRSIも下降圏内に位置していますが、反発の兆しも見られます。これらの指標は短期的な下降トレンドを示唆しているものの、強い下降トレンドとは言えません。
– **M30とH1の時間足**では、SMMA20が上抜けを維持しており、RSIも上昇圏内ですが、MACDは下降継続中との矛盾が見られます。ADXが明確なトレンド発生中を示しているものの、全体としてはレンジかわずかな上昇優勢とみられます。
– **H4の時間足**では、MACDが上昇鈍化を示しており、ADXもトレンドが不明瞭ですが、RSIは比較的強い位置にあります。これは長期的に見ても方向感が限定的であることを示しています。

3. **今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響:**
– 現在の主要なレジスタンスラインは1.16付近にあり、このレベルを超えるかどうかが短期的な方向性を左右します。逆に、サポートラインは1.15付近に存在し、このレベルを下回ると更なる下降圧力が加わる可能性があります。
– 出来高が減少している点やMACDの下降継続が示されている点には特に注意が必要です。これらは市場の勢いが衰えていることを示しており、新たな売買圧力が入るまでは大きな動きには慎重になるべきです。

総じて、EURUSDは明確なトレンドが見られないレンジ相場にあると考えられます。各時間足で異なるシグナルが見られるため、一貫したトレンドが発生するまでは慎重なマーケット観察が求められます。

  • 上昇シナリオ:レジスタンスライン(1.16円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
  • 下落シナリオ:サポートライン(1.14円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
  • レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。

⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。

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