📊 EURJPY テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-07-03 10:00)
EURJPY の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
M15 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇初動(ゴールデンクロス) | 上昇圏内 → 強含み継続 |
M30 | 上抜け転換の可能性 | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H1 | 上抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H4 | 上抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 169.85, 169.79, 169.78
- サポートライン: 168.44, 168.69, 169.03
📈 総合見解および想定シナリオ
1. 総合的な方向性の判断:レンジ相場
2. その理由:
EURJPYの全体的な状況を見ると、短期間の時間足(M5, M15, M30)においては上昇の兆しは見られますが、中長期的な時間足(H1, H4)での指標が下降優勢または勢いの低下を示しているため、全体としては方向性が定まらずレンジ相場の特徴を示しています。M5、M15のSMMA20が上抜けを維持しており、MACDやRSIも上昇圏内で安定していますが、M30からH4にかけてMACDで下降鈍化やダマシ警戒のシグナルが現れ、RSIも勢いが低下していることが確認できます。さらに、ADXがどの時間足でも明確なトレンドを示しておらず、特にH1とH4で下降優勢が見られるため、トレンドの弱さが顕著です。
3. 今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響:
現在のレンジ相場では、上限と下限のレジスタンスラインとサポートラインが重要な役割を果たします。特に、H4の時間足で示されたレジスタンスライン169.85とサポートライン164.93は、短期的な価格変動の上限と下限を示すキーゾーンになります。これらのラインを抜けるかどうかに注目することで、相場の新たな動きが見えてくるでしょう。また、各時間足での出来高の流れとOBVの動向を確認することで、価格変動に伴う市場の本質的な強さや弱さが見えてきます。このため、出来高の変動やOBVに異常がないか常にチェックすることが重要です。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(169.85円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(168.44円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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