📊 EURUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-07-08 15:30)
EURUSD の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 下抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 下降圏内 → 反発の兆し |
M15 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 反発の兆し |
M30 | 上抜け維持(横ばい) | 下降初動(デッドクロス) | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H1 | 上抜け転換の可能性 | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 反発の兆し |
H4 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 弱含み継続 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降中だが出来高が増加 → 底打ち兆候? |
M15 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇中だが出来高が減少 → 警戒 |
M30 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | 弱いトレンド発生・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | 弱いトレンド発生・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇中だが出来高が減少 → 警戒 |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 1.18, 1.17
- サポートライン: 1.17, 1.18
📈 総合見解および想定シナリオ
現在のEURUSD相場は、全体的に「レンジ相場」に近いと判断されます。
1. 総合的な方向性の判断
– レンジ相場
2. その理由
– 各時間足でのテクニカル指標を見ると、SMMA20は横ばいまたは上抜け・下抜けの維持を示しており、明確なトレンド方向が確立していないことを示しています。MACDは上昇鈍化や下降初動など、方向感がはっきりしない状況が見られます。RSIも下降圏内からの反発の兆しが見られるものの、まだ明確な上昇トレンドには至っていません。
– ADXが「弱いトレンド発生」や「トレンドなし」と示している点も、方向性が不明瞭であることを支持しています。さらに、出来高の動向も一貫性がなく、OBVの傾向が上昇中である一方で、出来高が減少している時間足もあります。
3. 今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響
– 今後はレジスタンスとサポートラインが重要な役割を果たします。特に1.17と1.18のレベルは短期的な価格の反転点として機能する可能性があります。これらのレベルを突破するかどうかが、今後の価格動向の手がかりになるでしょう。
– また、各時間足でのレンジ指向の継続が見られるため、これらの範囲での取引が続く可能性が高いです。投資家は、外側のレベル(1.16や1.14など)への接近に注意し、そこからの反発や突破を警戒する必要があります。
以上の分析から、EURUSDは現在レンジ相場にあると判断され、定義されたレジスタンスやサポートのレベルを中心に価格が動く可能性が高いです。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(1.18円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(1.17円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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