📊 EURUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-06-18 21:30)
EURUSD の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
M15 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
M30 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H1 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H4 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 反発の兆し |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇中だが出来高が減少 → 警戒 |
M15 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | 弱いトレンド発生・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 1.16, 1.15
- サポートライン: 1.15, 1.16
📈 総合見解および想定シナリオ
1. **総合的な方向性の判断:** EURUSDは全体としてレンジ相場に近いが、一部の時間足で上昇傾向を見せています。
2. **その理由:**
– **M5**では、MACDが上昇鈍化やダマシの警戒を示しているものの、RSIは強い上昇傾向を保持しています。しかし、出来高の減少が見られるため、上昇はやや不安定かもしれません。
– **M15とM30**では、MACDやRSIが上昇を示しているものの、ADXによるとトレンドは不明確で、レンジの兆しを示しています。
– **H1**では、MACDとRSIが上昇を示している一方で、ADXは弱いトレンドと下降優勢を示しています。
– **H4**では、MACDが下降傾向の鈍化を示し、RSIは下降圏内で反発の兆しを見せていますが、ADXは強い上昇トレンドを示しています。
3. **今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響:**
– **注意点:** 短期足(M5, M15)での出来高の減少や、MACDの鈍化から、上昇トレンドが維持されるかは不確かです。また、H4での下降鈍化の警戒とレンジの可能性も考慮する必要があります。
– **レジスタンス・サポートライン:** レジスタンスラインには1.15, 1.16があり、これらの水準を超えるかが上昇トレンドの継続の鍵です。サポートラインは1.12〜1.15の範囲にあり、これらが維持されるかが重要です。サポートラインが破れる場合、トレンドの変化の可能性が高まります。
総じて、EURUSDは短期的には上昇の兆しを見せていますが、複数の時間足でのトレンドの不確実性とレンジの可能性を考慮する必要があります。これらのサポートとレジスタンスの水準を確認しながら、今後の動向を注視することが重要です。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(1.16円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(1.15円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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