📊 GOLD テクニカル分析レポート(2025-06-11 09:45 – M5)
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上昇継続中 | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
M15 | だまし警戒(逆向き傾き) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
M30 | だまし警戒(逆向き傾き) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H1 | 上昇継続中 | 上昇初動(ゴールデンクロス) | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H4 | だまし警戒(下降傾向中の上抜け) | 上昇初動(ゴールデンクロス) | 下降圏内 → 反発の兆し |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 3403.23, 3384.02, 3375.50
- サポートライン: 3293.39, 3301.76, 3310.60
📈 総合見解および想定シナリオ
1. 総合的な方向性の判断:**レンジ相場**
2. その理由:
– **RSI(相対力指数)**:各時間足で上昇圏内にあるものの、一部時間足では勢いが低下しています。例えば、M5時間足では勢いが低下しているため、短期的なトレンドの弱まりが示唆されています。
– **MACD(移動平均収束拡散指標)**:ほとんどの時間足で上昇トレンドを示していますが、M15とM30の時間足で「だまし警戒」があるため、価格動向が逆転する可能性も考慮する必要があります。
– **ADX(平均方向性指数)**:多くの時間足でトレンドの力が弱い(トレンドなしもしくはレンジ状態)と示されていますが、上昇優勢の兆しも見られます。特にH1時間足では上昇優勢が示されているものの、強いトレンドではないため、確固たる上昇トレンドとは言えません。
3. 今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響:
– **レジスタンスライン**:各時間足で設定されたレジスタンスライン(例えばH1での3403.23やH4での3392.02)が重要な抵抗点となります。これらのレベルを突破できない場合、価格は再び下降する可能性があります。
– **サポートライン**:サポートライン(例えばH4での3245.32や3301.76)が価格の下支えとなる可能性があります。これらのラインを割り込むと、さらなる下落圧力が加わる可能性があるため、注意が必要です。
– 総じて、GOLDは一定の価格範囲内での動きが多いため、しっかりとしたブレイクアウトを確認するまでは、レンジ内での取引が推奨されます。また、各指標で示される小さなトレンドの変化に敏感である必要があります。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(3403.23円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(3293.39円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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