📊 EURUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-06-16 21:30)
EURUSD の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上抜け転換の可能性 | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
M15 | 上抜け転換の可能性 | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
M30 | 上抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H1 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H4 | 上抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇中だが出来高が減少 → 警戒 |
M15 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 1.16, 1.14
- サポートライン: 1.14, 1.15, 1.16
📈 総合見解および想定シナリオ
EURUSDの現在の相場状況は、全体的に「上昇トレンド」に近いと判断します。
この判断には主に以下の理由があります。各時間足で見ると、SMMA20が多くの時間足で上抜けを示しており、これは短期的な価格が中期的な平均価格を上回っていることを意味し、上昇トレンドの兆しを示しています。また、RSIが上昇圏内で推移しており、価格の勢いが継続していることを示唆しています。特にH4では、ADXが明確なトレンド発生中と示されており、上昇優勢が確認できます。MACDの動向も上昇鈍化やダマシ警戒を示しているものの、全体的な上昇トレンドを否定するものではありません。
今後の注意点としては、各時間足で示されているレジスタンスライン(特に1.16周辺)が重要なポイントです。このレジスタンスを突破できるかどうかが、さらなる上昇トレンドの継続を左右する可能性があります。また、サポートラインに関しては、1.14から1.15の間が短期的な下値サポートとして機能する可能性があり、このラインを割り込むと下降トレンドへの転換のサインと捉えることもできます。
総じて、現在のEURUSDは上昇トレンドにありますが、レジスタンスやサポートのラインには特に注意しながら、市場の動向を引き続き注視する必要があります。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(1.16円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(1.14円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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