📊 EURUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-09-23 15:30)
EURUSD の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 弱含み継続 |
M15 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 弱含み継続 |
M30 | 下抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 下降圏内 → 反発の兆し |
H1 | 上抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
H4 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | 弱いトレンド発生・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 1.19, 1.18
- サポートライン: 1.17, 1.18
📈 総合見解および想定シナリオ
1. 総合的な方向性の判断:レンジ相場
EURUSDは現在、特定の明確なトレンドを持たず、レンジ相場の状態にあります。これは、異なる時間足で見られる指標の矛盾から判断されます。
2. その理由:
– **M5とM15**: ここではSMMA20が下抜けを維持しており、MACDとRSIが下降傾向にあることを示していますが、一貫した下降トレンドというよりは、ダマシや鈍化の兆候が見られます。これは、強い下降トレンドよりもむしろ不安定さを示しています。
– **M30**: こちらでは下降トレンドが継続しているものの、RSIには反発の兆しが見られ、トレンドの安定性に疑問が生じます。
– **H1**: 上昇優勢とされていますが、RSIで勢いの低下が見られ、MACDも下降継続中と報告されています。これは方向性が不明確であることを示しています。
– **H4**: こちらも上昇優勢とされていますが、MACDで上昇鈍化が指摘され、RSIでも勢いの低下が見られるため、強い上昇トレンドとは言い難い状態です。
3. 今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響:
EURUSDは現在1.18を中心としたレジスタンスとサポートラインに挟まれており、この価格帯が重要な節目となっています。特に1.18は複数の時間足でレジスタンスとして挙げられているため、このレベルを超えるかどうかが短期的な方向性を決定する可能性があります。一方、下方では1.17がサポートラインとして機能しており、この価格を割り込むとさらなる下落が予想されます。市場がこの範囲内で動き続ける限り、レンジ相場が続くと見られますが、どちらかのラインを明確に抜ける動きが見られた場合は、新たなトレンドが形成される可能性があります。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(1.19円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(1.17円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
コメント