📊 EURJPY テクニカル分析と予測 | FX市場レポート（2025-07-09 17:00）
EURJPY の今後の見通しとチャート傾向
指標要約（M5〜H4）
【トレンド・モメンタム系】
| Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
|---|---|---|---|
| M5 | 下抜け維持（横ばい） | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 売られすぎ → 反発の可能性 |
| M15 | 下抜け維持（横ばい） | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 反発の兆し |
| M30 | 下抜け維持（横ばい） | 下降継続中 | 下降圏内 → 反発の兆し |
| H1 | だまし警戒（逆向き傾き） | 下降継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
| H4 | 上昇継続中 | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
| Timeframe | ADX | ATR | OBV |
|---|---|---|---|
| M5 | 非常に強いトレンド・下降優勢 | ボラ安定圏（通常推移） | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
| M15 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏（通常推移） | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
| M30 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏（通常推移） | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
| H1 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏（通常推移） | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
| H4 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏（通常推移） | 上昇中だが出来高が減少 → 警戒 |
🔍 サポート／レジスタンスライン（H1）
- レジスタンスライン: 172.27, 171.99, 171.79
- サポートライン: 169.41, 169.84, 169.86
📈 総合見解および想定シナリオ
現在のEURJPY相場は全体として「下降トレンド」に近い状況です。これは、M5からH1の時間足にかけての多くのテクニカル指標が下降傾向を示しているためです。
1. 時間足M5、M15、M30、およびH1では、SMMA20が横ばいまたは下抜け維持であり、MACDも下降鈍化または継続中のシグナルを示しています。特に、RSIが下降圏内にあり、反発の兆しは見えるものの、まだ下降圧力が強いことを示唆しています。また、ADXが明確なトレンド発生中で下降優勢を示している点も、下降トレンドの裏付けとなります。
2. 一方で、H4の時間足では上昇継続中の兆しも見られますが、MACDやRSIが上昇鈍化や勢いの低下を示唆しているため、この時間足だけでは全体のトレンドを覆すには不十分です。OBVの動きが上昇中だが出来高が減少している点も、上昇トレンドの持続性に疑問を投げかけています。
3. 今後の注意点としては、各時間足で示されているレジスタンスラインとサポートラインに注目することが重要です。特に、短期的なサポートラインが重要な意味を持ち、これが破れると下降トレンドの加速が予想されます。また、レジスタンスラインを超えることができれば、一時的な反発やトレンドの転換の可能性も考えられますが、現時点では下降トレンドの圧力が強いことを念頭に置くべきでしょう。
- 上昇シナリオ：レジスタンスライン（172.27円）を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ：サポートライン（169.41円）を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ：現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
コメント