📊 EURUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-09-17 21:30)
EURUSD の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 下抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 下降圏内 → 弱含み継続 |
M15 | 下抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 下降圏内 → 弱含み継続 |
M30 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 弱含み継続 |
H1 | 下抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 下降圏内 → 弱含み継続 |
H4 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | 弱いトレンド発生・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降中だが出来高が増加 → 底打ち兆候? |
H1 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 1.19, 1.18, 1.17
- サポートライン: 1.17, 1.18
📈 総合見解および想定シナリオ
EURUSDの現在の相場状況は、大きく見て「下降トレンド」にあると判断されます。
この判断の理由は、複数の時間足(M5, M15, M30, H1)で見られるテクニカル指標が下降傾向を示しているためです。具体的には、これらの時間足でSMMA20が下抜けを維持しており、MACDも下降継続中、RSIが下降圏内に位置することから、短期的な下降圧力が強いことが伺えます。また、ADXが下降優勢を示しており、これはトレンドが下降方向にあることを強調しています。OBVも下降トレンドに出来高の裏付けがあり、市場の売り圧力が持続していることを示唆しています。
ただし、H4の時間足では、MACDが上昇鈍化を示しており、RSIも上昇圏内で勢いが低下していることから、長期的な視点では一定の上昇可能性も残しています。しかし、この時間足でのADXが上昇優勢を示しているものの、全体としては短期的な下降トレンドが支配的であると見るべきでしょう。
今後の注意点としては、M5からH1にかけてのサポートライン1.17と1.18が重要な水準となります。これらが維持されるかどうかが、さらなる下降の可能性を左右します。また、レジスタンスライン1.19が短期的な反発の強い壁となり得るため、このレベルを超える動きがあればトレンド転換の兆しと捉えることができます。長期的な視点では、H4のレジスタンスライン1.18とサポートライン1.16が今後の市場動向を見極めるうえでの鍵となるでしょう。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(1.19円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(1.17円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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