📊 EURJPY テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-09-15 10:00)
EURJPY の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 反発の兆し |
M15 | 下抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 下降圏内 → 反発の兆し |
M30 | 下抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 下降圏内 → 反発の兆し |
H1 | 下抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 下降圏内 → 反発の兆し |
H4 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降中だが出来高が増加 → 底打ち兆候? |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 173.43, 173.04, 172.90
- サポートライン: 172.12, 172.26, 172.32
📈 総合見解および想定シナリオ
1. 総合的な方向性の判断
EURJPYの現在の相場は、全体的に「下降トレンド」に近い動きを示しています。
2. その理由
各時間足のテクニカル指標を見ると、M5からH1までの時間足でSMMA20が下抜けし維持されており、MACDも下降継続のシグナルを示しています。RSIも下降圏内に位置しており、これらの指標は全体として売り圧力が強いことを示しています。また、ADXが「トレンドなし」または「弱いトレンド」と示しているものの、下降優勢の傾向が見られます。特にM30とH1の時間足でのトレンドなしの指示は、市場が方向感を失いつつあることを示唆していますが、支配的な動きは下降です。
3. 今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響
今後の市場では、特にM5からH1の時間足で示されたサポートラインでの市場の反応を注意深く見守る必要があります。サポートラインが維持されるか、または抜けるかによって短期的な市場の動向が変わる可能性があります。一方、H4の時間足では上抜けを示しており、上昇圏内にあるRSIが強さを示唆しているものの、MACDが上昇鈍化を警告しているため、高値圏でのトレンドの維持が不確実です。レジスタンスラインに近づくにつれて売り圧力が増す可能性があるため、これらのラインが重要な抵抗点となり得ます。特にH4のレジスタンスライン173.9や173.4が短期的な上昇の限界となるかもしれません。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(173.43円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(172.12円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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