EURUSD テクニカル分析と予測(2025-09-11 15:30)| FX市場レポート

相場の可能性・分析

📊 EURUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-09-11 15:30)


EURUSD の今後の見通しとチャート傾向


指標要約(M5〜H4)

【トレンド・モメンタム系】

Timeframe SMMA20 MACD RSI
M5 下抜け転換の可能性 上昇初動(ゴールデンクロス) 下降圏内 → 弱含み継続
M15 下抜け維持(横ばい) 下降鈍化 or ダマシ警戒 下降圏内 → 弱含み継続
M30 下抜け維持(横ばい) 下降鈍化 or ダマシ警戒 下降圏内 → 弱含み継続
H1 下抜け維持(横ばい) 下降鈍化 or ダマシ警戒 下降圏内 → 反発の兆し
H4 下抜け維持(横ばい) 下降鈍化 or ダマシ警戒 下降圏内 → 弱含み継続

【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】

Timeframe ADX ATR OBV
M5 トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 高ボラ維持中(荒い相場) 上昇トレンドに出来高の裏付けあり
M15 トレンドなし(レンジ)・下降優勢 ボラ安定圏(通常推移) 下降トレンドに出来高の裏付けあり
M30 トレンドなし(レンジ)・下降優勢 ボラ安定圏(通常推移) 下降中だが出来高が増加 → 底打ち兆候?
H1 トレンドなし(レンジ)・下降優勢 ボラ安定圏(通常推移) 下降トレンドに出来高の裏付けあり
H4 トレンドなし(レンジ)・下降優勢 ボラ安定圏(通常推移) 下降中だが出来高が増加 → 底打ち兆候?

🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)

  • レジスタンスライン: 1.18, 1.17
  • サポートライン: 1.17

📈 総合見解および想定シナリオ

EURUSDの現在の相場は、全体的に『レンジ相場』に近いと判断されます。

この判断の理由は、各時間足で見られるテクニカル指標の動向からです。ほとんどの時間足でSMMA20が横ばいを示しており、MACDは下降鈍化のシグナルを示しています。これは価格が一定範囲内で動いていることを示唆しています。RSIも下降圏内であるものの、反発の兆しも見られることから、価格が大きく下落する可能性は限定的と考えられます。さらに、ADXがトレンドの力強さを示さない(トレンドなし)と報告されており、価格が特定の方向に強く動いていないことを示しています。

今後の相場においては、各レジスタンスラインとサポートラインに注目が必要です。特に、1.17と1.18のレジスタンスラインは価格が上昇する際の障害となり得るポイントであり、これらのラインを超えるかどうかが上昇トレンドへの転換を示すキーになります。一方で、1.16と1.17のサポートラインは価格が下降する際の支持点となり、これらのラインを割り込むかどうかが下降トレンドへの転換の可能性を示します。

総合的に、EURUSDは現在安定したレンジ内で動いていると考えられ、これらのサポートやレジスタンスラインを抜けるかどうかが今後の市場の方向性を決定する重要な要素になるでしょう。

  • 上昇シナリオ:レジスタンスライン(1.18円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
  • 下落シナリオ:サポートライン(1.17円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
  • レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。

⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。

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