📊 EURJPY テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-09-09 17:00)
EURJPY の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 下抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 反発の兆し |
M15 | 下抜け維持(横ばい) | 上昇初動(ゴールデンクロス) | 下降圏内 → 反発の兆し |
M30 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 反発の兆し |
H1 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 反発の兆し |
H4 | だまし警戒(上昇傾向中の下抜け) | 下降継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇中だが出来高が減少 → 警戒 |
M30 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降中だが出来高が増加 → 底打ち兆候? |
H4 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降中だが出来高が増加 → 底打ち兆候? |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 173.90, 173.64, 173.29
- サポートライン: 172.44, 172.47, 172.53
📈 総合見解および想定シナリオ
1. 総合的な方向性の判断:レンジ相場
EURJPYは現在、異なる時間足で矛盾するシグナルが見られるため、全体としてレンジ相場(方向性が限定的な相場)に近いと判断します。
2. その理由:
– M5、M15、M30の時間足では、MACDやRSIが上昇鈍化やダマシ警戒を示し、一方でADXは下降優勢を指摘しています。これは方向性が確立していないことを示唆しています。
– H1足では、MACDとRSIが下降鈍化を示し、ADXがトレンドの不在(レンジ)を指示しています。
– H4足では、MACDが下降継続中であるものの、RSIは上昇圏内で勢いが低下しており、ADXは上昇優勢を示していますが、全体的にレンジまたは収縮の兆候を示しています。
これらの時間足ごとの異なるシグナルは、相場が明確な方向を持っていないことを支持しています。
3. 今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響:
– レジスタンスライン(相場が上昇する際の抵抗点)として、173.9、173.64、173.52などが注目され、これらのラインを超える動きが見られた場合、次の上昇トレンドへのヒントになる可能性があります。
– サポートライン(相場が下降する際の支持点)としては、172.91、172.47、172.44などが重要で、これらのラインを割り込む動きがあると下降トレンドへの警戒が必要です。
– 現在のところ、相場がこれらのサポートやレジスタンスラインの間で動いているため、これらのレベルを意識した取引が求められます。特に短期的な取引では、これらのラインが反転やブレイクの重要なポイントとなり得るため、注意深く市場を観察することが重要です。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(173.90円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(172.44円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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