📊 EURJPY テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-08-20 17:00)
EURJPY の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 買われすぎ → 上昇モメンタム継続 |
M15 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
M30 | だまし警戒(逆向き傾き) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H1 | だまし警戒(逆向き傾き) | 上昇初動(ゴールデンクロス) | 下降圏内 → 反発の兆し |
H4 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 反発の兆し |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇中だが出来高が減少 → 警戒 |
H4 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 172.69, 172.66, 172.64
- サポートライン: 171.49, 171.98, 172.04
📈 総合見解および想定シナリオ
1. 総合的な方向性の判断:レンジ相場
2. その理由:
– 各時間足でのテクニカル指標を見ると、EURJPYは明確な上昇トレンドや下降トレンドを示しているわけではなく、バランスの取れた動きをしています。例えば、M5の時間足ではMACDが上昇鈍化やダマシ警戒を示唆しており、RSIも買われすぎ状態を示して上昇モメンタムが継続している一方で、H1とH4ではMACDが下降鈍化を示し、RSIが下降圏内で反発の兆しを見せています。
– ADXはM30とH1で下降優勢を示しているものの、H4ではトレンドがなくレンジ相場を示しています。これは、市場が一定の価格範囲内で動いていることを意味し、大きな方向性が見られない状況です。
– 出来高もM15やM30では上昇トレンドを支持しているが、H1では出来高が減少しており、確固たるトレンドの形成には至っていない様子が見て取れます。
3. 今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響:
– レジスタンスラインとしては、172.69円が複数の時間足で挙げられており、この価格を超えることができれば上昇の可能性が高まるかもしれません。しかし、H4の時間足では173.0円付近も強い抵抗となっています。
– サポートラインに関しては、171.45円や171.98円が複数の時間足でサポートとして機能しています。これらのラインを割り込むと、さらなる下落の可能性があるため注意が必要です。
– 現在のところ、市場は一定の範囲内で価格が動くレンジ相場の特徴を示しているため、これらのレジスタンスやサポートラインが重要な役割を果たすことになります。市場の方向性が明確になるまでは、これらの価格帯を基準に慎重なマーケット観察が求められます。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(172.69円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(171.49円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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