📊 EURJPY テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-07-04 10:00)
EURJPY の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 反発の兆し |
M15 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 反発の兆し |
M30 | 下抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 下降圏内 → 反発の兆し |
H1 | 上昇継続中 | 下降継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H4 | 上昇継続中 | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降中だが出来高が増加 → 底打ち兆候? |
M15 | 弱いトレンド発生・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 170.60, 169.85, 169.78
- サポートライン: 168.44, 168.69, 169.03
📈 総合見解および想定シナリオ
1. **総合的な方向性の判断:レンジ相場**
EURJPYは現在、短期間足(M5, M15, M30)では下降優勢のサインが見受けられるものの、長期間足(H1, H4)での上昇傾向の兆しが見られるため、全体としてはレンジ相場に近い状況と判断します。
2. **その理由:**
– **M5, M15, M30:** これらの短期時間足では、MACDとRSIが下降圏内にあり、SMMA20が下抜け維持されるなど、下降トレンドが示唆されています。また、ADXが弱いトレンドまたはトレンドなしと示しており、方向性が不明確であることを示しています。
– **H1, H4:** これらの時間足では、SMMA20が上昇を示し、RSIが上昇圏内で強さを保っていますが、MACDでは上昇鈍化の警戒が必要です。特にH4ではADXがトレンドなしと示されていることから、上昇トレンドが安定しているとは言い難い状況です。
3. **今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響:**
– 短期的な動きに関しては、M5〜M30の時間足で示されるサポートライン(例:M30の169.03や169.28)を注意深く監視し、これらのレベルでの価格の振る舞いが重要になります。これらのサポートが保持されるかどうかによって、短期的な下降圧力が緩和される可能性があります。
– 長期的な視点では、H4の時間足のレジスタンスライン(169.85, 169.79)が上昇トレンドの継続において重要な役割を果たすでしょう。これらのレベルを超えることができれば、より強い上昇トレンドの可能性が高まりますが、逆に抵抗となり得るため、これらのポイントでの価格の反応に注意が必要です。
– 全体として、市場が方向性を確立するまでは、どちらのトレンドも強く依存することなく、レジスタンスとサポートのレベルに注目して市場の動向を見守ることが賢明です。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(170.60円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(168.44円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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