EURUSD テクニカル分析と予測(2025-07-03 15:30)| FX市場レポート

相場の可能性・分析

📊 EURUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-07-03 15:30)


EURUSD の今後の見通しとチャート傾向


指標要約(M5〜H4)

【トレンド・モメンタム系】

Timeframe SMMA20 MACD RSI
M5 上抜け維持(横ばい) 上昇鈍化 or ダマシ警戒 上昇圏内 → 勢い低下
M15 上抜け維持(横ばい) 上昇継続中 上昇圏内 → 勢い低下
M30 上抜け維持(横ばい) 下降鈍化 or ダマシ警戒 上昇圏内 → 勢い低下
H1 上抜け維持(横ばい) 下降初動(デッドクロス) 上昇圏内 → 勢い低下
H4 上抜け維持(横ばい) 下降継続中 上昇圏内 → 強含み継続

【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】

Timeframe ADX ATR OBV
M5 明確なトレンド発生中・上昇優勢 高ボラ維持中(荒い相場) 下降トレンドに出来高の裏付けあり
M15 弱いトレンド発生・上昇優勢 ボラ安定圏(通常推移) 上昇トレンドに出来高の裏付けあり
M30 トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 ボラ安定圏(通常推移) 上昇トレンドに出来高の裏付けあり
H1 トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 ボラ安定圏(通常推移) 下降トレンドに出来高の裏付けあり
H4 明確なトレンド発生中・上昇優勢 ボラ安定圏(通常推移) 上昇トレンドに出来高の裏付けあり

🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)

  • レジスタンスライン: 1.18, 1.17
  • サポートライン: 1.17, 1.18

📈 総合見解および想定シナリオ

現在のEURUSDの相場に関して、全体的に「レンジ相場」に近いと考えます。これは、各時間足におけるテクニカル指標が明確な上昇または下降トレンドではなく、一定の価格範囲内での動きを示しているためです。

まず、M5からH4までの各時間足で見られるSMMA20の動きは、基本的に横ばいを保っており、これは価格が特定の範囲内で推移していることを示唆しています。また、MACDが「上昇鈍化」「下降継続中」などといった異なるシグナルを出しており、方向性が一貫していないことからもレンジの特徴が見受けられます。RSIも「上昇圏内」であるものの、「勢い低下」が指摘されており、価格の勢いが弱まっていることを示しています。

特に注目すべきは、ADXが「明確なトレンド発生中」と「トレンドなし(レンジ)」という対照的な評価をしている点です。これは、市場が一定の方向性を持続できずにいることを示しており、価格が特定の範囲内で変動していると解釈できます。

今後の注意点としては、各時間足で示されたレジスタンスラインとサポートラインに注目することが重要です。特に1.18と1.17のレベルは複数の時間足で重要なポイントとして挙げられており、これらの水準が短期的な価格の反転または突破のキーポイントになる可能性があります。また、市場がこれらのラインをどのように反応するかを見守ることで、次の相場の方向性が見えてくるかもしれません。

  • 上昇シナリオ:レジスタンスライン(1.18円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
  • 下落シナリオ:サポートライン(1.17円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
  • レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。

⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。

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