📊 EURUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-06-26 21:30)
EURUSD の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
M15 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
M30 | 上抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
H1 | 上抜け維持(横ばい) | 下降初動(デッドクロス) | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H4 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | 非常に強いトレンド・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 1.16, 1.15
- サポートライン: 1.15, 1.16
📈 総合見解および想定シナリオ
1. 総合的な方向性の判断:レンジ相場
EURUSDの現在の相場は、全体的にレンジ相場に近い状況と判断します。各時間足での指標が一貫したトレンドを示していないため、特定の方向性が強くは見受けられません。
2. その理由:
– 複数の時間足で、MACDが上昇鈍化や下降初動の兆しを見せており、一方でRSIは上昇圏内にありますが、勢いの低下を示唆しています。
– ADXはいくつかの時間足で強いトレンドを示しているものの、全体として方向性が一貫していないため、トレンドの力強さが限定的であることを示しています。
– ボリンジャーバンドは主に±1σ圏内での動きを示しており、これは価格が比較的狭い範囲内で動いていることを意味します。
– OBV(出来高の指標)は一部で上昇トレンドを示すものの、同時に下降トレンドの裏付けもあり、出来高が一貫した方向性を示していないことがわかります。
3. 今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響:
– レンジ相場においては、レジスタンスラインやサポートラインが重要な役割を果たします。このケースでは、1.17と1.16のレベルが繰り返し登場しているため、これらの価格帯が重要な抵抗および支持のポイントとして機能する可能性があります。
– 価格がこれらのラインを突破するかどうかに注目が必要です。特に、1.16と1.17の間での動きが続く場合、この範囲をブレイクするまで大きな動きにはならない可能性が高いです。
– 短期的な指標の変化にも注意が必要で、特にMACDやRSIの急激な変動は市場のセンチメントの変化を示唆している可能性があるため、これらの指標の動きを注視することが重要です。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(1.16円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(1.15円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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