📊 EURUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-06-25 15:30)
EURUSD の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
M15 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
M30 | 上抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
H1 | 上抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
H4 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 1.16, 1.15
- サポートライン: 1.15, 1.16
📈 総合見解および想定シナリオ
EURUSDの現在の相場状況は、全体的に『レンジ相場』に近いと判断します。これは、各時間足のテクニカル指標から一貫性のある強いトレンドが確認できないためです。
1. 総合的な方向性の判断:レンジ相場
2. その理由:
– **M5からH4までのSMMA20**は全体的に「上抜け維持(横ばい)」と示されており、価格が平均線周辺で動いていることから大きな動きがないことが伺えます。
– **MACD**は、M5では「上昇継続中」とありますが、M30からH4で「下降鈍化」や「ダマシ警戒」との指摘が見られ、上昇と下降のシグナルが混在しています。
– **RSI**は各時間足で「上昇圏内」ですが「勢い低下」が指摘されており、買われ過ぎの状態からの強さの減退が見られます。
– **ADX**では「弱いトレンド発生」とされており、これも価格の方向性が弱いことを示しています。
3. 今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響:
– レジスタンスラインとしては1.16が頻繁に出現し、これが価格の上限として機能している可能性があります。価格がこのレベルを超えるかどうかが鍵となります。
– サポートラインは1.15周辺に設定されており、この価格が下限として機能する可能性があります。このラインを割り込むとさらなる下落が考えられますが、現状ではこの範囲内での動きが続くと見られます。
結論として、EURUSDは現在レンジ相場の特徴を示しており、特定の方向性に乏しい状態です。市場参加者はレジスタンスとサポートのラインに注目し、これらのブレイクをトレードの手がかりとすると良いでしょう。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(1.16円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(1.15円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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