📊 USDJPY テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-06-25 09:00)
USDJPY の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇初動(ゴールデンクロス) | 上昇圏内 → 強含み継続 |
M15 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
M30 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H1 | 下降継続中 | 上昇継続中 | 下降圏内 → 反発の兆し |
H4 | だまし警戒(逆向き傾き) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 反発の兆し |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | 非常に強いトレンド・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | 弱いトレンド発生・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 148.02, 145.76, 145.48
- サポートライン: 144.50, 145.11
📈 総合見解および想定シナリオ
1. 総合的な方向性の判断:レンジ相場
2. その理由:
– USDJPYのテクニカル指標を総合的に見ると、各時間足での指標が一貫した方向性を示していないため、現在の相場はレンジ相場(方向性が定まらない状態)に近いと判断します。
– 短い時間足(M5, M15, M30)では、SMMA20が上抜けを維持し、MACDも上昇継続中のシグナルが見られます。これは一見すると上昇トレンドを示唆していますが、RSIが「上昇圏内」にあるものの、ADXが「トレンドなし(レンジ)・上昇優勢」と示しており、明確な上昇トレンドではないことを示しています。
– 長い時間足(H1, H4)で見ると、SMMA20やMACD、RSIが下降圏内または下降優勢を示し、特にH4では下降鈍化またはダマシの警戒が必要とされています。これは短い時間足の指標と相反する動きを示しており、全体としての方向感が不明瞭です。
3. 今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響:
– 現在のレンジ相場では、上限と下限のレジスタンスライン(抵抗線)とサポートライン(支持線)に注目することが重要です。特に、レジスタンスラインの148.02やサポートラインの142.52など、これらのレベルを超えるかどうかが今後の相場の方向性を左右する可能性があります。
– また、各時間足でのOBV(出来高の動向)も異なる動きを見せており、特に長い時間足での下降トレンドの出来高の裏付けがあるため、価格の下落時には特に注意が必要です。
– 短期的なトレンドと長期的なトレンドが異なるため、両方の動向を常に確認することが重要です。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(148.02円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(144.50円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
コメント