📊 EURJPY テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-06-24 10:00)
EURJPY の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 反発の兆し |
M15 | 下抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 下降圏内 → 反発の兆し |
M30 | 下抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 下降圏内 → 反発の兆し |
H1 | だまし警戒(逆向き傾き) | 下降継続中 | 下降圏内 → 反発の兆し |
H4 | 上昇継続中 | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | 弱いトレンド発生・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降中だが出来高が増加 → 底打ち兆候? |
H4 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 169.70, 168.39, 167.67
- サポートライン: 166.02, 166.31, 167.91
📈 総合見解および想定シナリオ
1. 総合的な方向性の判断:下降トレンド
2. その理由:
– 各時間足のテクニカル指標を見ると、EURJPYは主に下降トレンドにあることが示されています。特にM5、M15、M30およびH1の時間足でSMMA20が下抜け維持され、MACDも下降継続中であることが観察されます。これは売り圧力が強いことを示しています。
– RSIもこれらの時間足で下降圏内に位置しており、一部では反発の兆しが見られますが、まだ下降圧力が優勢です。
– ADXはM5、M15、M30でトレンドなし(レンジ)と表示されていますが、下降優勢であることが多く、H1では弱いトレンドが発生しているものの下降優勢です。
– H4の時間足では、一見すると上昇トレンドが継続しているように見えますが、MACDが上昇鈍化を示唆しており、ダマシ警戒の兆候もあります。このため、長期的な視点では上昇トレンドの維持が不確かとなる可能性があります。
3. 今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響:
– 直近のレジスタンスラインとしては、H1時間足での169.7やM30での169.65が挙げられます。これらの水準が短期的な抵抗点となり、これを超えるかどうかが注目されるポイントです。
– サポートラインに関しては、H1での166.02やM30での167.31が重要です。これらのレベルが下値の支持点として機能するかどうかがカギとなります。
– 短期的な反発の兆しが見られるものの、全体的には下降トレンドが継続しているため、これらのレベルを割り込む動きがあればさらなる下値リスクが高まる可能性があります。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(169.70円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(166.02円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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