📊 AUDUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-06-20 22:00)
AUDUSD の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
M15 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
M30 | 上抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H1 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H4 | 下抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 下降圏内 → 反発の兆し |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 0.65
- サポートライン: 0.64, 0.65
📈 総合見解および想定シナリオ
1. 総合的な方向性の判断:レンジ相場
2. その理由:
– 各時間足でのテクニカル指標から、AUDUSDは特定の方向性を強く示していないため、現在はレンジ相場に近い状況です。特に注目すべきは、多くの時間足(M5, M15, M30, H1, H4)でADXがトレンドの明確な強さを示していない点です。これは価格が一定の範囲内で動いていることを意味します。
– RSIは多くの時間足で「上昇圏内」にありますが、「強含み継続」との記述もあるため、価格の大きな変動は期待しにくい状況です。
– MACDは時間足によって上昇継続や上昇鈍化の兆しを示しており、これも方向性が一貫しないことを示唆しています。
– 出来高を示すOBVは、上昇トレンドに裏付けられているものの、他の指標が方向感を持たないため、これも大きなトレンド発生の可能性を低くしています。
3. 今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響:
– 現在のレジスタンスライン(0.65, 0.66)とサポートライン(0.64, 0.65)に注目することが重要です。これらのラインが破られない限り、価格はこの範囲内で動き続ける可能性が高いです。
– 特に0.65の価格帯は、複数の時間足でレジスタンスおよびサポートとして機能しており、このレベルが重要なピボット(転換点)となる可能性があります。
– ボラティリティを示すATRが「ボラ安定圏」にあることから、価格の大きなジャンプはすぐには期待できないかもしれませんが、市場のニュースや経済データには常に注意を払い、急な変動に備える必要があります。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(0.65円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(0.64円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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