📊 EURUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-06-20 15:30)
EURUSD の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 下抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 下降圏内 → 弱含み継続 |
M15 | 下抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
M30 | 上抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
H1 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
H4 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 1.16, 1.15
- サポートライン: 1.14, 1.15
📈 総合見解および想定シナリオ
EURUSDの現在の相場状況は、全体的に「レンジ相場」と評価できますが、一部の時間足では上昇傾向の兆しも見られます。
1. 総合的な方向性の判断:レンジ
2. その理由:
– M5とM15では、SMMA20が下抜けを維持しており、MACDも下降継続中ですが、RSIは下降圏内でありながらも弱含み状態が継続しています。これは短期的には下降圧力があるものの、大きな動きには至っていないことを示しています。
– M30、H1、H4ではSMMA20が上抜けを維持しており、MACDとRSIも一部時間足で上昇圏内にありますが、勢いの低下が指摘されています。特にH4ではADXがトレンドの弱さを示しており、これは方向性が限定的であることを意味します。
– 全体的に見ると、トレンド指標やボラティリティ指標(ATR)が安定していることから、大きな価格変動は期待しにくい状況です。
3. 今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響:
– レジスタンスラインとしてはM5からH4まで1.15が共通して挙げられており、これが短期的な重要な抵抗点となる可能性があります。特に1.16のレジスタンス(H1、H4)を超えることができれば、上昇トレンドへの転換の可能性も考えられますが、現状では弱いトレンドであるため、これを超えるのは困難かもしれません。
– サポートラインは1.14と1.15が複数の時間足で確認でき、これが下値の支持点として機能しています。1.13(H4)がさらなる重要な下値サポートとなるでしょう。
このような状況から、EURUSDは現段階では大きな価格変動には至らず、特定のレンジ内での動きが続くと予想されます。投資を行う際には、これらのレジスタンスとサポートラインを意識しながら慎重に市場を観察することが重要です。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(1.16円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(1.14円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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