📊 EURJPY テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-06-18 10:00)
EURJPY の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
M15 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
M30 | だまし警戒(逆向き傾き) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H1 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 反発の兆し |
H4 | 上昇継続中 | 下降継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇中だが出来高が減少 → 警戒 |
M15 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | 弱いトレンド発生・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 167.60, 167.58, 167.45
- サポートライン: 164.93, 165.48, 165.85
📈 総合見解および想定シナリオ
1. 総合的な方向性の判断:レンジ相場
2. その理由:
EURJPYの各時間足のテクニカル指標を見ると、一貫したトレンドが確認できません。M5とM15では上昇の兆しがありますが、MACDやRSIからは上昇鈍化やダマシの可能性に警戒する必要があることが示されています。一方、H1では下降優勢の兆しも見られますが、OBV(出来高のバランス)は上昇トレンドを支持しており、矛盾したシグナルが見られます。H4では明確な上昇トレンドがあるものの、MACDは下降を示しているため、ここでも方向感が不明確です。ADXがトレンドの強さを示している時間足があるものの、全体としてはレンジやトレンドの混在が見られ、方向性がはっきりしない状況が予測されます。
3. 今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響:
現在、EURJPYは特定の方向性に乏しいため、レジスタンスとサポートラインが重要な役割を果たします。特に、M15およびH4で指摘されたレジスタンスライン167.6円近辺や、H1で示されたサポートライン164.93円が短期的な価格の反転ポイントとなる可能性があります。このようなレンジ相場では、これらのレベルを上回ったり下回ったりする動きに注目し、それに応じて将来の価格動向を見極めることが重要です。また、出来高の動向も注視し、価格変動に対する市場の反応を理解するための重要な手がかりとなります。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(167.60円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(164.93円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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