📊 EURJPY テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-09-23 10:00)
EURJPY の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 下抜け転換の可能性 | 下降初動(デッドクロス) | 下降圏内 → 弱含み継続 |
M15 | 上抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
M30 | 上抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
H1 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
H4 | 上昇継続中 | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇中だが出来高が減少 → 警戒 |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 174.49, 174.46, 174.26
- サポートライン: 173.08, 173.16, 173.46
📈 総合見解および想定シナリオ
1. **総合的な方向性の判断**: EURJPYは全体的に「レンジ相場」に近い動きをしていますが、長い時間足(H1, H4)で見ると「上昇優勢」の特徴が見られます。
2. **その理由**:
– **M5とM15**: これらの短い時間足では、MACDが下降初動を示しており、RSIも下降圏内に位置しています。これは短期的な下降トレンドを示唆していますが、ADXがトレンドの明確な存在を示していないため、これらの時間足ではあまり強いトレンドはないと考えられます。
– **M30とH1**: これらの時間足では、SMMA20が上抜け維持されているものの、MACDとRSIが勢いの低下を示しています。これは一時的な上昇後の安定または小休止を示している可能性がありますが、依然として上昇トレンドの可能性が残っています。
– **H4**: 長い時間足では、SMMA20とMACDが上昇を継続していることが示されていますが、OBVが出来高の減少を示しているため、上昇トレンドが維持されるかどうか警戒が必要です。
3. **今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響**:
– **注意点**: 短期的な指標が混在しており、特に短い時間足での下降シグナルに注意が必要です。また、H4での出来高の減少は上昇トレンドの継続性に疑問符を投げかけています。
– **レジスタンス・サポートライン**: 最も強いレジスタンスラインは174.49付近で、このポイントを超えるとさらなる上昇が期待できるかもしれません。一方、サポートラインとしては173.08(H1)が重要で、このラインを割り込むと下降トレンドが強まる可能性があります。
このような状況から、EURJPYは全体としてはレンジ相場を形成しつつも、長期的な視点では上昇優勢の様相を呈していると言えます。しかし、短期的な変動には注意が必要です。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(174.49円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(173.08円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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