📊 EURUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-09-16 21:30)
EURUSD の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 下抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 下降圏内 → 弱含み継続 |
M15 | 下抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 下降圏内 → 弱含み継続 |
M30 | 下抜け転換の可能性 | 下降初動(デッドクロス) | 上昇圏内 → 勢い低下 |
H1 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
H4 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 買われすぎ → 天井警戒 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | 弱いトレンド発生・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | 非常に強いトレンド・上昇優勢 | 高ボラ維持中(荒い相場) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | 高ボラ維持中(荒い相場) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 1.18, 1.17
- サポートライン: 1.17, 1.18
📈 総合見解および想定シナリオ
現在のEURUSD相場は、総合的に見て『レンジ相場』に近い状況と判断できます。
まず、M5とM15の時間足では、MACDが下降継続中で、RSIも下降圏内にあることから、短期的には下降トレンドが維持されています。しかし、M30、H1、H4の時間足では、MACDとRSIが上昇傾向にあるため、これらの時間足では上昇トレンドが形成されている様子が見られます。特に、H4ではMACDが上昇継続中であり、RSIが買われすぎの領域にあることから、中長期的な強い上昇トレンドが示唆されています。
しかしながら、全体を通じてADXの値が各時間足で異なる方向性を示しており、明確な一貫したトレンドを示すものではありません。M30、H1、H4ではADXが上昇優勢を示していますが、M5とM15では下降優勢を示しており、この点からも相場が一定の範囲内での動き(レンジ)を示していると考えられます。
今後の注意点としては、M5とM15の時間足で示されている下降トレンドが継続するかどうか、また、H4の時間足で見られる「買われすぎ」状態がどのように解消されるかがポイントとなります。レジスタンスラインの1.18を超えることができれば、より明確な上昇トレンドが期待できますが、その逆に1.17や1.16のサポートラインを割り込む動きがあれば、相場の方向性が変わる可能性があるため、これらのポイントを監視することが重要です。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(1.18円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(1.17円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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