📊 AUDUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-09-11 08:30)
AUDUSD の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 買われすぎ → 上昇モメンタム継続 |
M15 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
M30 | 上抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H1 | 上抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H4 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | 非常に強いトレンド・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇中だが出来高が減少 → 警戒 |
H4 | 非常に強いトレンド・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 0.66
- サポートライン: 0.65, 0.66
📈 総合見解および想定シナリオ
AUDUSDの現在の相場は全体として『上昇トレンド』に近いと判断します。
この判断の理由は、各時間足のテクニカル指標が概ね強気のシグナルを示しているためです。特に、MACDがM15とH4の時間足で上昇継続中と示され、RSIもこれらの時間足で上昇圏内にあることから、買い圧力の継続が見て取れます。また、ADXがH4で「非常に強いトレンド・上昇優勢」とされており、強い上昇トレンドが継続していることが確認できます。
ただし、いくつかの時間足でMACDが「上昇鈍化」や「ダマシ警戒」のサインを示しており、これは上昇トレンドが一時的に弱まる可能性を示唆しています。特にM30とH1でこの傾向が見られるため、短期的な価格の変動には注意が必要です。また、OBVがH1で出来高の減少を示している点も、上昇トレンドの勢いが若干衰えている可能性を示唆しています。
以上の点を踏まえると、今後は特にH4の時間足で示されるレジスタンスライン0.66が重要なポイントになります。このレベルを突破するかどうかが、さらなる上昇の可能性を左右するでしょう。一方で、サポートラインとしては0.65が近いサポートとして機能する可能性があり、このレベル以下での動きは注意が必要です。トレンドの継続を見極めつつ、これらのキーとなる価格レベルを監視することが重要です。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(0.66円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(0.65円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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