📊 EURUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート（2025-08-29 15:30）
EURUSD の今後の見通しとチャート傾向
指標要約（M5〜H4）
【トレンド・モメンタム系】
| Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
|---|---|---|---|
| M5 | 上抜け維持（横ばい） | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
| M15 | 上抜け維持（横ばい） | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
| M30 | 上抜け維持（横ばい） | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
| H1 | 上抜け維持（横ばい） | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
| H4 | 上抜け維持（横ばい） | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
| Timeframe | ADX | ATR | OBV |
|---|---|---|---|
| M5 | トレンドなし（レンジ）・上昇優勢 | ボラ安定圏（通常推移） | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
| M15 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏（通常推移） | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
| M30 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏（通常推移） | 上昇中だが出来高が減少 → 警戒 |
| H1 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏（通常推移） | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
| H4 | トレンドなし（レンジ）・上昇優勢 | ボラ安定圏（通常推移） | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート／レジスタンスライン（H1）
- レジスタンスライン: 1.17
- サポートライン: 1.16, 1.17
📈 総合見解および想定シナリオ
EURUSDの現在の相場は、全体的には「レンジ相場」に近い状態ですが、一部の時間足では上昇の兆しが見えます。
この判断の理由は、各時間足におけるテクニカル指標の分析に基づいています。例えば、M5やM15ではSMMA20が上抜けを維持し、MACDとRSIが上昇を示していますが、これは短期的な強さを示している可能性があります。しかし、H1とH4の時間足では、MACDが上昇鈍化を示し、ADXやBB（ボリンジャーバンド）がトレンドの弱さやレンジ状態を示唆しています。特にH4ではOBVが下降トレンドを示し、出来高が相場の下支えが弱まっていることを示しています。
今後の相場においては、特にレジスタンスラインの1.17とサポートラインの1.16周辺が重要なポイントになるでしょう。これらの価格レベルが維持されるか、または抜けるかによって、短期的な方向性が決まる可能性があります。特に1.17を上回ることができれば、さらなる上昇の可能性がありますが、1.16を下回ると下降圧力が高まるかもしれません。
最終的には、各時間足で見られる異なるシグナルを総合的に判断することが重要です。特にMACDやRSIのようなモメンタム指標と、ADXやボリンジャーバンドのようなトレンドやボラティリティを示す指標を平衡させながら、相場の方向性を見極めることが求められます。
- 上昇シナリオ：レジスタンスライン（1.17円）を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ：サポートライン（1.16円）を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ：現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
コメント