📊 EURUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-08-28 21:30)
EURUSD の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上抜け維持(横ばい) | 下降初動(デッドクロス) | 上昇圏内 → 勢い低下 |
M15 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
M30 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H1 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H4 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇中だが出来高が減少 → 警戒 |
H1 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 1.17
- サポートライン: 1.16, 1.17
📈 総合見解および想定シナリオ
EURUSDの現在の相場状況は、全体的に『上昇トレンド』に近いと判断できます。
この判断の根拠としては、ほとんどの時間足でSMMA20が上抜け維持されており、MACDやRSIが上昇圏内を示していることが挙げられます。特に、M15からH1にかけてのADX値が明確なトレンド発生を示しており、上昇優勢が確認できます。さらに、OBV(オンバランスボリューム)も上昇トレンドに出来高が裏付けているため、市場の購入意欲が強いことが伺えます。ただし、M5の時間足でのMACDの下降初動やRSIの勢い低下が見られるため、非常に短期的な視点では一時的な下落リスクも考慮する必要があります。
今後の注意点としては、各時間足で示されているレジスタンスラインとサポートラインが重要になります。特に1.17と1.16の価格帯は、価格がこれらのラインをどのように扱うかによって短期的なトレンドの転換点となる可能性があります。レジスタンスライン(1.17)を上抜けることができれば、さらなる上昇が期待される一方、サポートライン(1.16)を割り込むと下降トレンドへの転換リスクが高まります。このため、これらの価格レベルに対する市場の反応を密に観察することが推奨されます。
総じて、EURUSDは上昇トレンドを維持していますが、短期的な価格変動には注意が必要です。特に、重要な価格ポイントであるレジスタンスとサポートラインの近辺での市場の挙動を注視することが重要です。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(1.17円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(1.16円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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