📊 EURUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-08-26 21:30)
EURUSD の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
M15 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
M30 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
H1 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
H4 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 反発の兆し |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇中だが出来高が減少 → 警戒 |
M30 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 1.17, 1.16
- サポートライン: 1.16, 1.17
📈 総合見解および想定シナリオ
EURUSDの現在の相場状況は、全体的に『レンジ相場』に近いと判断されます。
この判断の理由は、各時間足のテクニカル指標が一貫したトレンドを示していないためです。特に、H4の時間足でのSMMA20の下抜けやMACDの下降鈍化、RSIが下降圏内で反発の兆しを見せている点が挙げられます。これは価格が一定の範囲内で動いていることを示唆しており、強い上昇や下降トレンドではないことを意味します。さらに、M5からH1の時間足では、MACDやRSIが上昇トレンドを示唆しつつも、ADXがトレンドの存在を示していない(レンジを示唆)ため、これもレンジ相場の特徴と言えます。
今後の注意点としては、M5からH1の各テクニカル指標が示すレジスタンスライン(1.17, 1.16)とサポートライン(1.16, 1.15)の範囲内で価格が推移する可能性が高いため、これらの価格帯が重要なポイントになるでしょう。特に、レジスタンスラインの1.17を上回るか、またはサポートラインの1.15を下回る動きがあれば、新たなトレンドが形成される可能性があります。また、出来高の動向も注視し、価格の動きに対する出来高の増減がトレンドの強さを示す重要な手がかりになります。
結論として、EURUSDの相場は現在レンジ相場にあると考えられ、特定の方向性に欠ける中で、サポートとレジスタンスのレベルを意識しながら市場を観察することが重要です。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(1.17円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(1.16円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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