📊 EURJPY テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-08-07 17:00)
EURJPY の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 下降圏内 → 弱含み継続 |
M15 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 弱含み継続 |
M30 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 弱含み継続 |
H1 | だまし警戒(逆向き傾き) | 下降継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
H4 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | 非常に強いトレンド・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降中だが出来高が増加 → 底打ち兆候? |
H1 | 非常に強いトレンド・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降中だが出来高が増加 → 底打ち兆候? |
H4 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 172.16, 171.15, 171.13
- サポートライン: 169.80, 169.88, 169.89
📈 総合見解および想定シナリオ
1. **総合的な方向性の判断:レンジ相場**
EURJPYは現在、レンジ相場に近い動きを示しています。各時間足での指標が一定の方向性を見せず、上昇と下降のシグナルが混在しているためです。
2. **その理由:**
– **M5(5分足)**ではMACDが上昇を示しているものの、RSIは下降圏内にあり、ADXも下降が優勢となっています。
– **M15(15分足)**と**M30(30分足)**では、MACDが下降鈍化を示唆しており、RSIも弱含みが続いています。これらの時間足でADXが下降優勢を示していることから、下降圧力があるものの、強いトレンドは確認できません。
– **H1(1時間足)**では、MACDが下降を継続している一方で、ADXは上昇優勢を示しており、方向性が一致していません。
– **H4(4時間足)**では、MACDは上昇鈍化を示しており、RSIも勢いが低下していますが、ADXは弱いが上昇優勢を示しているため、確固たるトレンドは形成されていないと考えられます。
3. **今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響:**
– 現在のところ、EURJPYは各時間足で異なるシグナルが混在しており、方向性がはっきりしていません。これにより、レンジ内での取引が主になる可能性が高いです。
– レジスタンスライン(抵抗線)としては、特に172.16や173.89などが高値圏で反転するポイントとなり得ます。
– サポートライン(支持線)では、169.8や170.6などが安値圏での反発ポイントとして機能するかもしれません。
– これらのラインを割り込むか、逆に突破するかによってトレンドの転換が起こる可能性がありますが、現状ではそのどちらも確実ではありません。
このため、各テクニカル指標を定期的にチェックし、特にレジスタンスやサポートラインの反応を見守ることが重要です。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(172.16円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(169.80円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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