📊 EURUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-08-06 15:30)
EURUSD の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
M15 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
M30 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
H1 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H4 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 1.16, 1.14
- サポートライン: 1.14, 1.15, 1.16
📈 総合見解および想定シナリオ
現在のEURUSD相場は、全体として「レンジ相場」に近い状況ですが、一部時間足での上昇傾向も観察されます。
まず、各時間足におけるテクニカル指標を見ると、SMMA20が横ばいから上抜けを維持している点や、MACDが大部分で上昇を示していることから、一定の上昇動向が確認できます。特に短い時間足(M5, M15, M30)でのRSIの位置やOBVの上昇トレンドが出来高の裏付けをしており、買い圧力が継続していることが見受けられます。
しかし、H4ではMACDが上昇鈍化やダマシの警戒が示され、BB_3σが±1σ圏内での動き、つまり価格のバンド内での安定した動きが見られ、これはレンジまたは収縮を意味しています。また、ADXが全体的に弱いトレンドを示しており、これは明確なトレンドが存在しないことを示唆しています。
今後の注意点としては、特に短時間足で示されたレジスタンスライン(1.16, 1.15など)が重要な水準となります。これらのレベルを超えるかどうかによって、上昇トレンドへの移行が確認される可能性があります。一方で、サポートライン(1.14, 1.15, 1.16)が維持されるかどうかも重要で、これらのラインが下抜けると短期的な下降圧力が高まる可能性があります。
総合的に見ると、現在のEURUSDは明確な上昇トレンドというよりは、一部時間足での上昇の兆しを見せつつも、全体的にはレンジ相場の特徴を持っています。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(1.16円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(1.14円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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