📊 EURUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-08-05 15:30)
EURUSD の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
M15 | 下抜け維持(横ばい) | 上昇初動(ゴールデンクロス) | 下降圏内 → 弱含み継続 |
M30 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 弱含み継続 |
H1 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 反発の兆し |
H4 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | 弱いトレンド発生・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 1.16, 1.15, 1.14
- サポートライン: 1.14, 1.15, 1.16
📈 総合見解および想定シナリオ
現在のEURUSD相場について、複数の時間足でのテクニカル指標を総合すると、この通貨ペアは主に「レンジ相場」であると判断できます。
理由としては、多くの時間足において、SMMA20が横ばいを維持しており、MACDやRSIなどの指標が上昇と下降の兆しを交互に示している点が挙げられます。特に、M30やH1ではMACDが下降鈍化やダマシ警戒を示し、RSIも下降圏内にありながら弱含みが継続しています。また、H4ではMACDやRSIが上昇鈍化を示しており、これも方向感の定まらない動きを示唆しています。さらに、時間足によってはADXが弱いトレンドや明確なトレンドが見られない状況もあり、これらの指標が相場が特定の方向へ強く動いているわけではないことを示しています。
今後の注意点として、各時間足で設定されているレジスタンスラインとサポートラインに注目することが重要です。特に、短期的な動きを捉える場合は、M5やM15のレジスタンス1.16やサポート1.15を意識する必要があります。また、長期的な視点では、H4の1.18や1.17のレジスタンス、1.14のサポートがキーレベルとなり得ます。これらのラインがどのように機能するかによって、EURUSDの短期的なトレンドが左右される可能性があります。
総合的に、EURUSDは方向感が明確でないレンジ相場の状態にあり、投資家はレジスタンスとサポートのレベルを密に監視し、これらのラインでの価格の挙動に注目することが求められます。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(1.16円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(1.14円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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