📊 AUDUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-07-11 08:30)
AUDUSD の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
M15 | 上抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
M30 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 買われすぎ → 天井警戒 |
H1 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 買われすぎ → 天井警戒 |
H4 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降中だが出来高が増加 → 底打ち兆候? |
M15 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇中だが出来高が減少 → 警戒 |
H4 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 0.66, 0.65
- サポートライン: 0.65
📈 総合見解および想定シナリオ
現在のAUDUSD相場は、全体的に「上昇トレンド」に近い状態と判断できます。
この結論に至った主な理由は、複数の時間足で示されているテクニカル指標から見ると、特に中期的な時間足(M30、H1、H4)で上昇傾向が維持されている点です。たとえば、H4ではSMMA20が上抜け維持されており、MACDも上昇継続中で、RSIも上昇圏内にあることから、買い圧力が続いていることが伺えます。また、OBV(出来高の積算)も上昇トレンドを示しているため、価格上昇には一定の出来高が伴っていることが確認できます。
しかし、いくつかの時間足で「上昇鈍化」や「天井警戒」のシグナルが見られる点には注意が必要です。特にM30とH1の時間足でRSIが「買われすぎ」の領域に達していることから、短期的な反落リスクも考慮する必要があります。さらに、M5やM15の時間足ではMACDが下降継続中となっており、これは短期的な価格動向において下降圧力がまだ存在することを示唆しています。
今後の注意点としては、各時間足で設定されているレジスタンスライン(0.66, 0.65)が重要なポイントとなります。これらのラインを超えることができれば、さらなる上昇が期待できますが、逆にこれらのラインで反落する場合は、サポートライン(0.65および0.64)の機能を確認することが重要です。特に0.64のサポートラインは、より長い時間足で設定されているため、このラインが破れるとトレンドの変化のシグナルとなる可能性があります。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(0.66円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(0.65円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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