📊 EURUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-07-10 15:30)
EURUSD の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
M15 | 上抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
M30 | 上抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H1 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H4 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降中だが出来高が増加 → 底打ち兆候? |
H4 | 弱いトレンド発生・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇中だが出来高が減少 → 警戒 |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 1.18, 1.17
- サポートライン: 1.17, 1.18
📈 総合見解および想定シナリオ
EURUSDの現在の相場状況は、全体的に『レンジ相場』に近いと判断されます。
この理由は、各時間足のテクニカル指標が明確な上昇トレンドを示しているわけではなく、また下降トレンドの兆しも限定的であるためです。特にM15、M30、H1の時間足で、ADXがトレンドの明確さを欠いていること、つまりトレンドがない(レンジ)状態であることが示されています。また、MACDが上昇鈍化やダマシ警戒のシグナルを示している点も、方向感が強くないことを示唆しています。さらに、RSIが上昇圏内での強さを維持しているものの、これが持続的なトレンドを形成しているわけではありません。
今後の注意点としては、各時間足で示されているレジスタンスラインとサポートラインに注目することが重要です。特に1.17や1.18のレジスタンスラインが重要な抵抗点となり、これを超えることができれば上昇トレンドへの移行の可能性が考えられます。一方で、1.17以下、特に1.15や1.14のサポートラインが下値のリスクを支える役割を果たすでしょう。もしサポートラインを割り込む動きがあれば、さらなる下落圧力が加わる可能性があります。
現状では、明確なトレンドが確認できないため、レンジ内での取引が主となる可能性が高く、上記のサポートやレジスタンスラインが重要な節目となります。出来高の動向と共にこれらの価格帯の反応を見守ることが推奨されます。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(1.18円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(1.17円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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