📊 AUDUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-07-09 22:00)
AUDUSD の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
M15 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
M30 | 上抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
H1 | 上抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
H4 | 下抜け転換の可能性 | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 弱含み継続 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | 弱いトレンド発生・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 0.66, 0.65
- サポートライン: 0.65
📈 総合見解および想定シナリオ
1. 総合的な方向性の判断:レンジ相場
2. その理由:
– RSI(相対力指数)は、ほとんどの時間足で「上昇圏内」ですが、「勢い低下」の兆しも見られます。これは価格の上昇が一時的に弱まっている可能性があることを示唆しています。
– MACD(移動平均収束拡散指数)も、「上昇継続中」のシグナルがある一方で、「下降鈍化」や「ダマシ警戒」の警告が出ています。これはトレンドの継続性に疑問符がつく状況です。
– ADX(平均方向指数)は、特にH1とH4時間足で「トレンドなし(レンジ)」と「下降優勢」を示しており、明確なトレンドが存在しない状態を示しています。
– 価格はBollinger Bandsの±1σ圏内で推移しており、これは価格が大きな変動を示さず、ある程度の範囲内で動いていることを意味します。
3. 今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響:
– レジスタンスラインには0.65と0.66の二つが設定されており、これらの価格レベルを超えるかどうかが重要なポイントになります。特に0.66が重要な抵抗点となり得るため、このレベル以上での価格動向を注視する必要があります。
– サポートラインは0.65と0.64に設定されています。これらのレベルで価格が支持されるかどうかが、さらなる下落を防ぐ鍵となります。
– 短期的には出来高の動向と各時間足のMACDおよびRSIの動きを注視し、価格がレジスタンスやサポートラインに近づく際の反応を見ることが重要です。また、ADXが示すトレンドの弱さを考慮に入れ、急激な方向転換にも備える必要があります。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(0.66円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(0.65円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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