📊 EURUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-07-09 21:30)
EURUSD の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇継続中 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
M15 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 反発の兆し |
M30 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 反発の兆し |
H1 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 反発の兆し |
H4 | 下抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 下降圏内 → 弱含み継続 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇中だが出来高が減少 → 警戒 |
M15 | 弱いトレンド発生・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降中だが出来高が増加 → 底打ち兆候? |
H1 | 弱いトレンド発生・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降中だが出来高が増加 → 底打ち兆候? |
H4 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 1.18, 1.17
- サポートライン: 1.17, 1.18
📈 総合見解および想定シナリオ
1. 総合的な方向性の判断:現在のEURUSD相場は『下降トレンド』にあると判断します。
2. その理由:
– 各時間足のテクニカル指標を見ると、多くの時間足でSMMA20が下抜けを維持しており、これは価格が下向きに動いていることを示しています。
– MACDはM5を除いて下降の兆しを示しており、特にH4では下降継続中です。
– RSIも全体的に下降圏内に位置し、下降トレンドの強さを示しています。ただし、一部の時間足で反発の兆しも見られますが、これは一時的な反発である可能性が高いです。
– ADX指標はH4で明確なトレンド発生中・下降優勢を示しており、トレンドの存在とその強さを裏付けています。
3. 今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響:
– レジスタンスラインとしては1.18、1.17が重要なポイントとなるでしょう。これらの価格レベルを超えることができれば、相場の動向に変化があるかもしれません。
– サポートラインは1.14、1.15が注目されます。これらのレベルまで価格が下落した場合、さらなる下落の可能性がありますが、ここでの反発も考えられます。
– 出来高の動向も重要で、OBV指標が下降トレンドに出来高の裏付けがあることから、売り圧力が継続していることが推測されます。ただし、短期的な底打ちの兆しも見られるので、この点には注意が必要です。
総じて、EURUSDは下降トレンドにあるものの、時折見られる反発の兆しには注意しながら、レジスタンスやサポートのレベルを確認することが重要です。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(1.18円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(1.17円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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