📊 EURJPY テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-07-02 17:00)
EURJPY の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 下抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 下降圏内 → 弱含み継続 |
M15 | 下抜け転換の可能性 | 下降継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
M30 | 上抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
H1 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
H4 | 上昇継続中 | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降中だが出来高が増加 → 底打ち兆候? |
M30 | 明確なトレンド発生中・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 169.85, 169.79, 169.65
- サポートライン: 168.44, 168.62, 168.69
📈 総合見解および想定シナリオ
EURJPYの現在の相場状況は、全体的に『レンジ相場』に近いと判断します。
1. **総合的な方向性の判断**
各時間足を見ると、一部の指標では上昇トレンドの兆候も見えますが、全体として明確なトレンドが確認できるわけではなく、特にM5やM15では下降トレンドのサインが見られます。また、ほとんどの時間足でBollinger Bands(ボリンジャーバンド)が±1σ内に収まっており、価格の大きな変動がないことからレンジ相場を示しています。
2. **その理由**
– **MACD**: 複数の時間足で下降継続中のサインがある一方で、H4では上昇鈍化の兆しも見られることから、方向性が不明瞭です。
– **RSI**: 上昇圏内にあるものの、勢いが低下している時間足が多いことから、強い買い圧力が継続しているわけではなさそうです。
– **ADX**: いくつかの足でトレンドの強さを示しているものの、その他の時間足ではトレンドが確立していないため、全体的なトレンドの方向性が弱いです。
3. **今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響**
短期的なレジスタンスライン(169.85, 169.79など)が重要なポイントとなり、これらを超えることができるかどうかが鍵となります。しかし、サポートライン(168.44, 168.62など)も近く、価格がこれらの範囲内で動く可能性が高いです。そのため、これらのラインを意識した価格の動きが期待されますが、大きなブレイクスルーは少なく、トレーディングレンジ内での動きが主になるでしょう。このような市場状況では、突発的なニュースや経済指標による価格の急変に注意することが重要です。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(169.85円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(168.44円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
コメント