📊 EURUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-07-02 15:30)
EURUSD の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 下抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 下降圏内 → 反発の兆し |
M15 | 下抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 下降圏内 → 反発の兆し |
M30 | 下抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 下降圏内 → 反発の兆し |
H1 | 下抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 下降圏内 → 弱含み継続 |
H4 | 上抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | 明確なトレンド発生中・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降中だが出来高が増加 → 底打ち兆候? |
M15 | 弱いトレンド発生・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
M30 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | トレンドなし(レンジ)・下降優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
H4 | 非常に強いトレンド・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇中だが出来高が減少 → 警戒 |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 1.18, 1.17
- サポートライン: 1.17, 1.18
📈 総合見解および想定シナリオ
1. 総合的な方向性の判断:下降トレンド
EURUSDは現在、主に下降トレンドにあると判断されます。M5からH1の時間足でのテクニカル指標が一貫して下降圧力を示しているためです。
2. その理由:
– **SMMA20**: M5からH1の時間足で主に下抜けを維持しており、価格が平均よりも下にあることを示しています。
– **MACD**: ほとんどの時間足で下降トレンドが継続していることが観察されます。
– **RSI**: 下降圏内に位置していることが多く、売られ過ぎの状態は見られるものの、強い反発の兆しは限定的です。
– **ADX**: M5、M15、M30では下降優勢が確認されており、明確なトレンドが存在しています。ただし、H1ではトレンドの弱さも示されています。
– **OBV**: 下降トレンドにおいて出来高の裏付けがあることが多いですが、出来高の減少による警戒も示されています。
3. 今後の注意点やレジスタンス・サポートラインの影響:
– レジスタンスライン(1.18、1.17)とサポートライン(1.17、1.18、1.15、1.14)に注目する必要があります。これらのラインが破られるかどうかでトレンドの変化が予測されるため、これらの価格レベルでの行動を密に観察することが重要です。
– 特にH4での上昇トレンドの兆しはありますが、全体的な下降トレンドの中での短期的な反発である可能性も考慮する必要があります。
– 出来高の動向も重要で、特にOBVのトレンドと出来高の減少は市場の方向感の変化を示唆している可能性があるため、警戒が必要です。
全体として、EURUSDは下降トレンドにありますが、短期的な価格変動とトレンドの転換点には注意深く対応することが求められます。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(1.18円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(1.17円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
コメント