📊 EURUSD テクニカル分析と予測 | FX市場レポート(2025-06-30 15:30)
EURUSD の今後の見通しとチャート傾向
指標要約(M5〜H4)
【トレンド・モメンタム系】
Timeframe | SMMA20 | MACD | RSI |
---|---|---|---|
M5 | 上抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
M15 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
M30 | 上抜け維持(横ばい) | 上昇鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
H1 | 上抜け維持(横ばい) | 下降鈍化 or ダマシ警戒 | 上昇圏内 → 強含み継続 |
H4 | 上抜け維持(横ばい) | 下降継続中 | 上昇圏内 → 勢い低下 |
【トレンド強度・ボラティリティ・出来高】
Timeframe | ADX | ATR | OBV |
---|---|---|---|
M5 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
M15 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降中だが出来高が増加 → 底打ち兆候? |
M30 | トレンドなし(レンジ)・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇トレンドに出来高の裏付けあり |
H1 | 弱いトレンド発生・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 上昇中だが出来高が減少 → 警戒 |
H4 | 非常に強いトレンド・上昇優勢 | ボラ安定圏(通常推移) | 下降トレンドに出来高の裏付けあり |
🔍 サポート/レジスタンスライン(H1)
- レジスタンスライン: 1.18, 1.17, 1.16
- サポートライン: 1.16, 1.17
📈 総合見解および想定シナリオ
EURUSDの現在の相場状況は、全体的に『上昇トレンド』に近いと判断できます。
この判断の理由は、複数の時間足で見られるテクニカル指標の動向に基づいています。多くの時間足(M5, M15, M30, H1, H4)でSMMA20が上抜けを維持していること、そしてADXが「上昇優勢」と示している点が挙げられます。特にH4ではADXが非常に強いトレンドを示していることから、長期的な視点でも上昇トレンドが継続していることが確認できます。また、OBV(出来高の指標)が多くの時間足で上昇トレンドを示しており、価格の上昇には出来高の支持があることを示しています。
今後の注意点としては、MACDがいくつかの時間足で「上昇鈍化」や「ダマシ警戒」のサインを示している点です。これは短期的な価格の調整や逆転の可能性を示唆しています。また、RSIが「上昇圏内」で勢いが低下している時間足もあり、これも価格が一時的に安定するかもしれないことを意味しています。
レジスタンスラインとサポートラインに関しては、特に1.17と1.18のレジスタンスが重要なポイントとなりそうです。これらのレベルを突破できるかどうかが、さらなる上昇のカギを握るでしょう。一方で、サポートラインとしては1.16や1.17が機能する可能性があり、これらのレベルが保持されるかどうかも重要です。これらのレベルが維持されれば、上昇トレンドの継続が期待できますが、下抜けるとトレンドの転換のサインとなる可能性があります。
このように、EURUSDは現在上昇トレンドにあるものの、いくつかの指標が潜在的なリスクを示しているため、引き続き慎重なマーケットウォッチが必要です。
- 上昇シナリオ:レジスタンスライン(1.18円)を明確に上抜けた場合、短期的な上昇トレンド再開の可能性があります。
- 下落シナリオ:サポートライン(1.16円)を割り込んだ場合、調整局面や一段安に向かう展開に注意が必要です。
- レンジシナリオ:現在のボラティリティは比較的落ち着いており、しばらくは方向感に乏しいレンジ相場が継続する可能性もあります。
⚠ 注意事項:
テクニカル分析は過去のデータに基づくものであり、将来の価格変動を保証するものではありません。相場の状況は常に変化しますので、売買判断はご自身の責任で行ってください。
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